紙辞書vs電子辞書②
こんにちは、進学塾LIFE塾長の中村です。
昨日の英語辞書の話に少し付け足したいことがあるので書きます。
私が学生の頃、
紙辞書のいいところにメモを書き込めるというのがありました。
電子辞書にはない機能ですね。
電子辞書を使いながらでもこれを実行したいわけです。
そもそも電子辞書を引く場面ですが、
英単語を調べる場合を想定してみましょう。
学校の教科書を和訳や問題集で長文問題を解いているとき、
わからない英単語が出てきたとします。
まずは、
わからなくても推測で読みましょう。
最初からすぐに調べてはいけません。
(これは英語長文の勉強の仕方に関わりますが、今回は割愛します。)
わからない単語は〇でも付けてマーキングしておきましょう。
読み終わり、解き終わった後に、
本文訳を確認しますが、
同時にわからなかった英単語を調べます。
このときに電子辞書の登場です。
品詞を確認しながら一つ一つ丁寧に引きます。
引いて項目を読んで終わり…。
ではなく、
必ずノートに書き出しメモをしておきます。
知らなかった英単語用のノートを一冊作るのがいいです。
書き溜めていけば
自分だけの英単語帳が完成します。
ノートに英単語を書くときは、
意味だけでなく「品詞」を記しておきましょう。
また、
電子辞書の機能を生かして
必ず発音を確認します。
ここまでは絶対にしてください。
余裕があれば、
例文をメモする、
説明についている単語の持つ語源やイメージまでメモしておくと
記憶の手助けになります。
こうしておけば、
紙辞書でなくても、
十分に英単語の勉強ができますね。
実際に紙辞書にメモするよりも復習時には効率的です。
(紙辞書を批判するような内容になってしまいますが、紙辞書には紙辞書のいいところがあります。紙面全体を一気に見渡せるため索引性は紙辞書が高いかもしれません。また、紙を触って知らべるところが記憶に残りやすいとか、アナログ感が好きな根強いファンもいます。紙辞書派の人は無理に電子辞書を使わなくても大丈夫です。)
大事な結論を念押ししますが、
まずは辞書をきちんと引きましょう!!