宿題と復習①
こんにちは、進学塾LIFE塾長の中村です。
最近、
マスクどころかトイレットペーパーまで手に入らないほどに
コロナの影響が深刻ですね。
他人事ではありませんが、
デマに騙されず、
自分で何が正しいかを考えることを忘れないようにしたいですね。
さて、
勉強といえば欠かせないのが、
「宿題」(課題)ですね。
誰もが嫌がるフレーズかもしれませんね(笑)。
ただ、とても重要な勉強過程の一つです。
ほとんどの場合、
宿題は「復習」に利用されます。
学校や塾で勉強したことを
忘れないように定着させるために
宿題が出されます。
エビングハウスの忘却曲線を引用して、
復習の大切さをよく強調されますが、
それだけ勉強にとって復習は大切です。
よく勘違いされますが、
分かりやすい授業を聞くから
勉強ができるようになるわけではありません。
分かりやすい授業はあくまでもきっかけであり、
生徒たちが最も実力を伸ばすのは
自学自習をしているとき、
復習しているときです。
例えば、
先生:「このようにすれば、この問題は簡単に解けるぞ!」
生徒:「へー!そうなんだー!わかりやすい!」
となったとしても、
その後、
自分の手を紙の上で動かし、
自分の頭で考えながら、
実際に一人で解くことができるかを確かめ、
方法や着眼点をまとめるかメモしておき、
時間が経ったら念のためもう一度解き直す。
こんな過程が重要です。
この過程を省いてしまうと
せっかく習ったことをすぐに忘れてしまいます。
僕が中学生の頃、
別々の塾に通う友達数人でよくしゃべっていましたが、
「分かりやすい授業じゃなくて、その後が大事。」
そんなことを言っていた友達は核心を突いていましたね(笑)。
塾で教える立場としては、
「分かりやすい授業」をもちろん目指します。
しかし、
それ以上に、
授業後の勉強方法についての指示やケアについての指導を欠かさないように気を付けます。
次回はそんな、
宿題を含んだ復習方法について紹介します。
(次回へ続く)