手厚い指導の真意④
こんにちは、進学塾LIFE塾長の中村です。
(前回の続き)
ここまで散々に「手厚い丁寧な指導」の裏側を紹介しておいた上で言いますが、
進学塾LIFEは「手厚い丁寧な指導」です。
チラシやブログ上でも何度も書いていますが、
小学生や中学生でも常に高校生以降の勉強を見据えて指導しています。
これは私自身が自分の指導の欠陥に気付き、
改善してきたからこそ、
自信をもって言えます。
進学塾LIFEを起ち上げる際にも改良を施しました。
例えば中学生の数学、
普段の授業で使う教材は、
塾で指定しているテキストと学校のワークのみです。
これを何度も解いてもらいます。
人によってはそれぞれ5周くらいします。
生徒に守ってもらう鉄則がありますが、
その鉄則を守れているかを何度も何度もチェックします。
答えがあっているかとか、
解法があっているかとか、
それらだけではありません。
いや、むしろ初期の段階ならそんなこと以上に、
勉強方法がきちんと守られているかを重視します。
ノートの使い方、
答え合わせの仕方、
間違い直しの仕方、
復習の方法とその周期、
暗記の手順と注意点、
などなど。
とにかく生徒がどうやって勉強すればいいのかで困らないようにすべてのツールを順番に伝えていき、
それらが身についているかを確認します。
この点については口すっぱく何度も指摘します。
(非常に手厚くて丁寧ですね!)
大量の問題プリントなんてやりません。
時間の無駄です。
一度解いた問題で、
なぜ間違えたの?何が違うのか?
を徹底的に追求します。
最初は一緒に間違えた問題の途中式を検討します。
こちらから答えはいいません。
類例提示や過去の説明の振り返りで、
すべて生徒に気付いてもらいます。
難問なら一問に30分以上の時間を費やして分析した場合もあります。
(非常に手厚くて丁寧ですね!)
重要な問題などはノートに考え方から解き方までまとめてもらい、
テスト対策や入試対策も生徒はそのノートを見返しながら勉強することになりますが、
そのノートをすべて添削します。
(非常に手厚くて丁寧ですね!)
単元の終わりには、
必ず確認テストをして習熟度をチェックします。
合格基準に達しない生徒は居残りや補習で勉強し直してもらい、
合格するまで追試をしますし、
どうして合格できなかったのかを話し合い、
改善策を一緒に見出します。
(非常に手厚くて丁寧ですね!)
また、
大切にしていることの一つに雑談があります。
雑談というより「お話」でしょうか。
学年ごとなどにまとまって話します。
過去の生徒の思い出話や教訓、
テストや受験への臨み方、
10代の内に読んで欲しい本、
勉強する上でのモチベーションの在り方、
その他にも一年間で何度も話をしていきます。
(非常に手厚くて丁寧ですね!)
どうでしょう?
すべては将来を見越して。
生徒が立派に一人で勉強でき、
一人で目の前の問題を解決できるようになって欲しいためです。
そのためには、
多少遠回りでも時間を掛けて指導します。
生徒たちにも、
何が今後にとって大切かを見極めてもらえたら嬉しいなと思っています。