暗記と口頭テスト
こんにちは、進学塾LIFE塾長の中村です。
昨日、今年初の雪を見ました。
ほんの少しですが、舞っていました。
大雪になったら大変ですが、
まったく見えないのはちょっぴり寂しいですよね。
非常に寒かったですが、
風物詩を見えて心は温かい気がしました。
さて、
勉強では多くの場面で「暗記」に出くわします。
というより、
勉強は暗記だと言っても過言ではないくらい、
覚えないといけないことが多くあります。
実際のところ、
中学生までの勉強ならすべてを暗記していたら
解けない問題はほとんどないでしょう。
何でもかんでも丸暗記だとつまらないですし、
効率の悪いこともありますが、
暗記からは逃れられません。
高校生になると、
その暗記量は膨大です。
きちんと中学生までの勉強で
暗記力を鍛えておかないと
高校生では通用しなくなります。
そんな暗記力、記憶力の強化に
進学塾LIFEは自信をもっていますが、
詳しい暗記法は入塾して頂く生徒たちに
まだとっておいて、
その確認方法の一つである、
「口頭テスト」を紹介します。
確認テストの一環として、
長年実践してきました。
紙の上に記述してもらう
いわゆる一般的なテストではなく、
出題も解答もオール口頭で行うテストです。
もっとも大きな効果を発揮するのは
「英語」です。
英単語の発音や英文の暗唱を行います。
漢字もそうですが、
正確に読めない(発音できない)ものは覚えにくいです。
また、「声」(口)を使った勉強は大昔の時代では
よく実践されていましたが、
今ではあまり重視されず、
生徒たちも「声」として口を使い、
「音」を耳で聞くという五感を上手く使った勉強をしていないことが多いです。
ペーパーテストのことを考えると、
最終的には書けなければいけないことが多いですが、
口頭テストは紙とペンに頼らないので、
すべて自分の「頭の中」に文字を書くことになります。
よって、何度も紙に書き殴るという暗記よりも
明確に記憶に刻まれることが多く、
より強固な記憶として定着します。
弱点は時間が掛かることと、
一人では実行が難しいところですね。
しかし、
生徒にとっても多くの気付きがある
口頭テストは好評なことが多いです。
様々な工夫を凝らせば、
決して暗記は苦なものではありません。