頑張れる環境⑤
こんにちは、進学塾LIFE塾長の中村です。
成績を上げるコツの一つに、
「当たり前のことを当たり前にこなす」
があります。
私は常に生徒たちにいくつかのルールを課します。
「遅刻はしない」
「忘れ物はしない」
「宿題は期日までに終わらせる」
「授業中におしゃべりはしない」
「授業中にスマホは触らない」
「確認テストは期日までに勉強してくる」
「挨拶を欠かさない」
これらを守らない場合は叱られるし、居残りや追試が待っている。
このようなことはどれも普通だと思いますが、
意外にそうでもない場合があるようです。
過去にも、
他塾から移ってきた生徒に、
「宿題を忘れて初めて注意されました。」
とか、
「確認テストに合格しなくて初めて叱られた。」、
「学校では何にも言われない。」
と言われたことが何度もあります。
逆に自分の感覚が狂っているのかと錯覚してしまうほどです。
前述したルールはルールというほどのものではなく、
学校の成績上位陣や優秀だと言われている生徒は誰もが当然のごとく実行しています。
また、
私は学習塾の講師ですから、子供たちの成績を向上させるのが役目ですが、
同時に、
子供たちには一人の立派な人間に育って欲しいとお節介にも思っています。
とすれば、
前述したような当たり前の行為が当たり前にできないことでは、
一般社会で通用せず、困ってしまうのは子供たち自身なのではないでしょうか。
「この塾に通っていれば大人になっても大丈夫な気がする(笑)」
と意味深なことを言っていた生徒がいましたが、
頑張れる環境には当たり前の環境があるだけです。