高校生の勉強計画①
こんにちは、進学塾LIFE塾長の中村です。
先日、
新高1生になる生徒がこんなことを言っていました。
「高校生になっても普段から五教科全部を勉強して頑張ります!」
はい。
その意気込みは素晴らしいです。
しかし、
塾の先生としてこんなことを言うのは心苦しいですが、
おそらく無理です。
(生徒には無理と言うなとよく言うだけにすみません。)
高校生には高校生の勉強の仕方があります。
すべてを中学生のモノサシで考えていると、
あらゆる点で不都合が生じます。
今回はそんな話をしましょう。
(1)どの高校も課題が多い
すべての高校を調べたわけではありませんが、
愛知県の高校では私立でも公立でも
毎授業、もしくは毎週末、
課題という名の宿題が出されます。
これが予想しているより多い場合がほとんどです。
学校によっては、
入学初日から大量の課題が出されて、
「これからしばらく、君たちは寝ることができません。」
などと言われます(生徒からの実話)。
特に中堅クラスの高校で多い印象ですね。
上位の高校になると放任主義の場合もありますが、
それでも昔に比べると課題の量は多いです。
課題が多いと生徒たちは課題に忙殺されます。
その課題をきちんとした方法で身になる形で処理できていればいいですが、
ただ単に終わらせるだけになっていると事態は最悪です。
課題はこなすけど何も覚えていない、
テストのときはできるけどすぐに忘れる、
塾に通っているけど塾のカリキュラムを消化できない、
などなど。
多くの悩みを抱えることになります。
解決方法は、
課題を活用することです。
どちらにしても課題は進級に関わりますから、やらないという選択肢はありません。
ならば、
答えの丸写しや、むやみに解くだけで終わらせることなく、
きちんと課題をこなして実力を養いましょう。
課題の多くは英語や数学、国語ですから、
大学入試を見据えた場合に
ほとんどの高校生にとって無駄にはなりません。
(次回へ続く)