受験を終えた君たちへ。
こんにちは、進学塾LIFE塾長の中村です。
「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」
万葉集の志貴皇子(しきのみこ)の短歌です。
春の訪れを詠んだものですね。
今日は愛知県公立高校入試の合格発表でした。
いかかでしたか?
思い描く春は訪れたでしょうか?
まずは、
合格した受験生の皆さん、
おめでとうございます。
おそらくほとんどの人が初めての「入試」だったかと思います。
苦しいとき、つらいとき、
多くの悩みがあったことでしょう。
そこを乗り越えて合格を手にした喜びは、
何事にも代えがたい感覚であり、
貴重な経験です。
本当によく頑張りました。
一方で、
不合格だった皆さん、
本当にお疲れ様でした。
涙を流した人は、
それだけ高校入試と真摯に向き合った証です。
今はまだ、
前を向けないかもしれませんが、
あなたの努力は決して無駄ではありません。
私はよく受験生に言いますが、
入試には「運」の要素があります。
すべてが自分のせいではありません。
自分が入試までに歩んできた道のりに、
自信をもってください。
入試には合格者と不合格者がいます。
今日のような日の断片に注目すると、
合格者が勝者のように写りますが、
大事なことはこれからです。
入試が終わり、一週間が過ぎました。
急に酷なことを言うように聞こえるかもしれませんが、
すでに高校の勉強を始めていますか?
いつまでも遊び呆けている人、
そんなことでいいと思いますか?
入試の本当に大事な点は、
入試の「その後」です。
その後の行動が最も大切であり、
その後の勉強ですべてが変わってきます。
たとえ合格したからと言って油断していれば、
すぐに逆転され、
3年後はどうなっているかわかりません。
不合格だったとしても、
高校での勉強で見事な成長を遂げる生徒はよくいますが、
そんな人は努力の継続を怠りません。
いずれにせよ、
休憩は終わりです。
あえて強く言いますよ。
「今すぐ勉強しなさい。」
合格者も不合格者も関係ありません。
騙されたと思って始めましょう。
ということで、
明日からは新高1生のための勉強について書いていきます。
参考にしてください。