教材選定①
こんにちは、進学塾LIFE塾長の中村です。
先日、
注文した大量の教材がようやく教室に届きました。
そこで、
教材についての記事を少しばかり書いていきたいと思います。
この手の内容は生徒にも保護者の方にもそんなに関心がないかもしれませんが、
ちょっとだけお付き合いください。
(1)塾用教材と市販教材
教材と一言で言えど、
その種類は膨大な量です。
一般的な本屋さんで販売している市販教材から、
原則塾でしか購入できない塾用教材まで様々です。
最初に言っておくと、
小中学生用の教材は、塾用教材の勝ち。
高校生用教材は、市販教材の勝ち。
というのが、個人的な印象です。
小中学生用の教材に最も必要な部分は、
演習量です。
練習問題がたくさん欲しいです。
また、
一人でも困らないくらいに十分な解説もできる限り欲しい。
そうなると、
市販教材がいくら10年前と比べて相当に進化したとはいえ、
まだまだ塾用教材の方が上です。
市販教材ですべてを賄おうとすると、
塾用教材ならテキスト1冊で済むところを数冊用意しなければいけないイメージなので、
費用的にも塾用教材に軍配が上がります。
私は定期的に本屋さんに行って、
教材選定をするのが趣味ですが、
高校生用は市販教材で十分、
というより市販教材の方がいいです。
これは何なんでしょうね…。
おそらく一種の教育文化の発展の違いかと思いますが、
高校生の学習コンテンツはいつしか予備校講師による執筆競争のような一途があって、
塾用出版社による教材研究よりも先進的に発展していったように思います。
現在の高校生が予備校で渡されるテキストと同レベルの教材を手に入れられるのは素晴らしい環境ですね。
一方で、
小中学生の教材は、
小中学生対象の学習塾が全国的に増加していった経緯から、塾用教材の方が発展したのはないかと勝手に想像します。
いずれにせよ、
各特性をそれぞれ比較して、
進学塾LIFEでは教材選定を行っています。
(次回へ続く)